こんにちは、冷えのぼせの症状はどうですか?
頭痛
今日は冷えのぼせと脳の関係について考えてみたいと思います

夏にカキ氷を食べたりすると頭がキーンと痛くなった事はありませんか?

頭がキーンとするのは脳が冷えすぎないように自律神経が血管を拡幅して血流を増やそうとしているからなんです

脳が冷えないように血管の幅を広げることにより血流が増加して頭蓋骨の内圧力が高まり神経を圧迫して頭痛がします

このように体のなかでも脳という臓器は一番重要な器官なので外部からのストレスなどがあると体は必死で守ろうとします

脳は他の臓器よりも優先的に血流を得ているのです。

例えば徹夜をして生活のリズムが乱れると朝に食欲が無い事があります

これは本来ならば朝に内臓の働きが開始するタイミングなのに脳に届ける血流を最優先にされてしまい

内臓の血液量が足りなくなり結果として内臓の働きが悪くなります。

脳に流れる血液の量は1分間に700ml

脳血液
心臓から全身に送り出される血液は血管を通して酸素と栄養素を運びます

各臓器には脳に20%・肝臓と消化管に25%・腎臓に20%・骨格筋に20%・心臓に5%・皮膚に5%送られます

この中でも脳は体に占める臓器の大きさは体重の約2%程度しかありませんが

脳を動かす血液量は全体の20%も必要になります

脳は他の臓器に比べてエネルギー消費量が多いためです

心臓から1分間に約650ml~750mlの血液が流れていますがもし3分以上脳への血液が途絶えてしまうと真っ先に脳の神経細胞が死んでしまします。

脳は常に血液を通して酸素と栄養素を必要としているからです。

脳に血液にが行き渡らないとすぐに脳細胞が死んで脳死の状態になってしまいます

一度でも破壊された脳細胞は再生されないので体に重大な障害をおい場合によっては生命の維持すらできません

そのため常に優先的に脳には血液が送り込まれる仕組みになっているのです

冷えのぼせで頭が熱くなるのも体が冷えることにより脳の体温だけは維持しようと必死に自律神経が働いているからです

実際に冷えのぼせで頭が熱くなると本当に1~2℃温度が上がります

脳は安静時の血流量は650ml~750mlですが冷えのぼせで頭が熱くなっていると血流量は多くなり運動をしている時と同じくらいの

約2倍の750ml~1000mlまで増加します

脳が体の体温調整をしている

視床下部

脳にある視床下部は体温調整など体の状態を一定に保つ働きをしています。

人は自分の意思とは関係なく自動的に安定した体の状態を保つ働きがあります

体の状態を一定の状態に保つ機能をホメオスタシスといい自動的に調整しているのが自律神経です

その自律神経をコントロールしているのが視床下部です

視床下部は脳全体の1%以下で重さも4gしかありませんが日常生活に必要な呼吸・血圧・体温・消化など生命を維持するの機能をコントロールしています

血圧や体温なども視床下部の影響により調整されているので急に頭がのぼせる冷えのぼせも視床下部からの信号によって引き起こされます。

体温の調整の仕組み

体温の調整は視床下部が自律神経に介入して行います

体温が上がりすぎると各臓器の機能に支障がでるので体熱を逃がし、逆に体温が下がりすぎ場合は体熱を逃がさないようします。

人間の体温は34℃以下になると生命を維持するのに支障がでます。体温が42℃を越えると体のタンパク質が変質し脳に支障がでます

日頃から人間の最適な体温は36~37℃になるように調整されています



自律神経の働きとは

体温調整
心臓がたえず休み無く動いているのは自律神経の働きです

心臓や胃・肝臓などの臓器や体の器官は人の意思とは関係なく自律神経が休みなく動かしています

人間は自分の意思で息を止めたり手足を動かしたりすることはできますが自分の意思で体温を上げたり下げたりする事はできません

自分の意思で体の器官を動かせるのは全体の30%ともいわれています

それ以外の臓器は自律神経がたえず休まず動かしています

心臓なども昼夜休みなく動き安静時・運動時などそれぞれの状況に適した速さで拍動を自動的にうつようになっています

このように心臓をはじめ・内臓・血管・内分泌腺の働きを自動的にコントロールしているのが自律神経です

自律神経は脊髄から出ている抹消神経で交感神経と副交感神経があります

交感神経が心臓の動きを早めると副交感神経は遅くするとうように互いに正反対の役割を果たしています

交感神経と副交換神経の働き

休む
交感神経は闘争のシステムといわれ心臓の動きを速めたり血圧を上げたり血管を収縮させたりしてストレスや危機に対応します

人が原始時代に外敵から身の危険にさらされた時に交感神経が優位に働き心臓の動きを早めて危機に対応できるようにしました。

逆に副交感神経は休憩のシステムといわれ心臓の拍動を抑え血圧を下げ血管を拡幅させからだを休めてエネルギーを蓄えます

体を休息させる時に優位になるのが副交感神経で食事をしたり睡眠をとる時に働きます

交感神経と副交感神経が互いに体に影響を与えることにより生命活動をしたり休息したり日常生活を送る事ができるのです

まとめ

冷えのぼせが起こる原因は体の冷えに対して脳が優先的に血液を供給しているからです

ストレスや内臓温度の低下によって危機感を感じた結果、脳の視床下部が自律神経を介入して脳の温度を守る為に血流量を調整しています

体温の調整は自律神経によって行われるので急に冷えのぼせの症状が始まってしまったら自分の力では治せません

日頃から自律神経が過敏にならないように体が冷えない体作りが冷えのぼせの緩和の近道です