こんばんわ 師走に入りグッと冷え込んできましたね

最近は外回りの仕事をする機会が多くなりました。

今まで事務所内でヌクヌクしていたひ弱ちゃんだったので

余計に寒さが身にしみます。

師走の屋外は寒くて仕方ないんで防寒グッツを色々集めました。

その中でも「こんな暖ったかグッツがあったのか?」と思える

私の中の最近のヒット防寒グッツを紹介します。

お外では役立たずな使い捨てカイロ

使い捨てカイロ
寒い時に腰回りやお腹、足などに貼り付ける使い捨てカイロってあるじゃないですか?

あれって室内とか周囲が暖かい環境だと必要以上に暑くなる防寒グッツですよね

私も室内のヌルい環境では腰や足に貼り付けてポカポカしてました。

使い捨てカイロは薄型で腰や足裏に簡単に貼り付けられるのでとても重宝します。

しかし

寒い冬空の外回りにでると、全然暖まらないんですよ

使い捨てカイロが沈黙を守っているのか冷えたまま・・・

そのくせ事務所に帰ってくると急に熱を上げて主張してきます。

使い捨てカイロが・・・

アウェーでは何もできないのにホームに帰ってくると急に調子込む奴みたいじゃないですか?

そんな奴なんですよ【使い捨てカイロ】って奴は・・・・

使い捨てカイロよりも暖かいハクキンカイロとは

01ハクキンカイロ
そんな軟弱な使い捨てカイロよりも何かもっと身体を暖める商品はないかネットを模索してました。

そしたらありました。

使い捨てカイロよりも強力な【ハクキンカイロ】という商品が・・・・

使い捨てカイロの熱量の13倍強力で南極観測隊が南極で愛用しているという

ハクキンカイロとは気化したベンジンをゆっくりと酸化発熱させる仕組みをカイロにした製品で

1923年(大正12年)にハクキンカイロとして販売を開始しました。

どんなものか想像ができない人はジッポーライターを想像してもらえると解りやすいです。

ジッポーライターも燃料部分にジッポーオイルを染み込ませ

着火して火を起こす仕組みに似ています。

実際にはハクキンカイロは火を付けるのではなく

触媒を酸化発熱しているんです。

使い捨てカイロが【水+鉄=酸化熱】を作るのに対して

ハクキンカイロが 【ベンジン+プラチナ=酸化熱】を作ります。

ベンジンとは

アルコールに近い物質で火を付けるとボウボウと燃え上がります。

よく染み抜きでベンジンで叩くと良い とか言われているあのベンジンです

ホワイトガソリン=ジッポーオイル=ベンジン

と比重や添加物以外はほぼ同じで常温気化するので取扱には注意してください。

常温気化とは通常の温度でも空気中に蒸発してしまいます。

ベンジンの容器の蓋をしないでおくとおよそ数日~数週間で中身は空っぽになってしまいます。

またベンジンは引火性が強く静電気でも引火してしまいますのでストーブの前やタバコを吸いながらの作業は危険です。

カイロの歴史

火鉢
カイロとは古い時代から外に持ち出せる保温器として利用されてきました。

古くは温石といって温めた鉱石を布で包み懐中にしまい暖をとっていました。

滑石・蝋石・蛇紋岩・角閃岩などの石を使い火鉢などで温めてから布で包みました。

江戸時代

時代は進み江戸時代になると灰式カイロといって木炭を専用の容器にいれて暖をとるようになりました。

炭に火が付いている状態なので酸素を取り入れる穴が開いてます。

まさに携帯用の火鉢のような物なのですが、実はこの商品今でも販売されているのです。

Amazonにて販売されてます。

今でも現役で使用してる方もいるそうでカメラレンズの曇り取りなどに使用されるようです。

大正時代

さらに時代が進み大正末期に的場仁市さんがイギリスのプラチナ触媒式ライターを参考にして

気化ベンジンとプラチナの触媒にて酸化発熱させる商品を開発しました。

単にベンジンに火をつけると一瞬で燃え上がってしまいますが触媒といって

ガラス繊維にプラチナをつけることにより燃焼温度を下げて長時間の燃焼を実現しました。

つまり ベンジン→燃焼 これを ベンジン→触媒(抵抗)→燃焼になります。

これが今回紹介するハクキンカイロになります。

読んで字の如しプラチナ(白金)から名前をとりハクキンカイロと名付けたそうです。

氷点下-40℃でも使用可能なため南極観測隊の常備品などとして広くその名が知られました。

開発された大正時代から基本設計は変えていないために昭和40年代のハクキンカイロの火口の部分と

現在2017年販売されている火口の部分は互換性があります。

半永久的に使えるように設計製造されているので一生使用することも可能です。

まさにロングセラーブランドともいえる伝統がブランドを担っています。

昭和時代

さらに時代は進み昭和になると鉄分と水と酸素が反応することにより酸化熱を利用した

使い捨てカイロが登場します。

鉄が濡れると錆びる時の反応を袋の中で起こさせることにより熱量を取り出します。

そのため使い捨てカイロは真空パックの袋の中に入っていて袋の封を切り取ることにより

酸素が入り 鉄+水+酸素 の反応を起こします。

1978年にロッテ電子工業がホカロンという名称を使い全国的にヒットしました。

これが現在もっとも使われている使い捨てカイロの原型になります。

使い捨てカイロとハクキンカイロを比較

説明
使い捨てカイロとハクキンカイロの温度、持続時間について調べてみました。

ここで注目したい点は使い捨てカイロの熱量ですね

最高温度でさえも63℃程度しかないので外気温で冷やされてしまうと

どうしても暖かさが低下してしまいます。

ある程度の温度が見込める室内なら使い捨てカイロでも十分効果がありますが

冬の屋外で気温が5℃以下になるような環境では使い捨てカイロでは役不足としかいえません

使い捨てカイロ ハクキンカイロ
温度 40℃~53℃ 130℃~350℃
最高温度 63℃ 350℃
持続時間 8~14時間 24時間
安定する迄の時間 10~30分 5分

参考

使い捨てカイロ
http://www.fcg-r.co.jp/compare/beauty_160115.html
株式会社 エフシージー総合研究所より

ハクキンカイロ
http://www.hakukin.co.jp/about.html
株式会社 ハクキンカイロより

※注意 ハクキンカイロの温度は触媒の温度でありハクキンカイロの蓋で閉まっているので

直接に手で触ることはない また容器を包むフリース素材の袋に入れて使用するため肌に触れる温度は適温になる



ハクキンカイロと類似品の性能差

02比較

ハクキンカイロは大正12年に的場仁市さんが発明、開発したオジリナル製品であり90年間ものロングセラー商品であるために

他社の類似品とはモノの作りが違います。

私も実はハクキンカイロを購入する前に値段につられて類似品(i-HOT)のカイロを購入しました。

値段は安くハクキンカイロが3000円だったのに対してi-HOTは1000円程度でした。

しかし

実際に使用してみると致命的とも言える欠点が何箇所か判明しました。

欠点①

03じょうご02
ベンジンを入れる容器が鶴の口のように曲がっているために上手く容器に入れられない

こんな形の容器でははっきり言って無理ゲーですよ

180℃曲がったジョウゴの先からどうやってベンジンを注ぐの?

初めてベンジンを投入すると失敗して部屋中が臭くなります

実は今でもベンジンを溢しています。

類似品でZIPPOのカイロもありますがやはり投入する容器はジョウロです

ハクキンカイロの場合はピンクの投入器に注ぎ90℃回すだけでスムーズにベンジンが投入できます。

この投入器があるのはハクキンカイロだけです。

欠点②

04火02
火の点火が難しく触媒に5~10秒程度つけておく必要がある

初めてカイロに火を付けるときはどのくらいの時間がかかるのか解らないと思いますが

ハクキンカイロと比べると明らかに点火時間がかかります。

ハクキンカイロの場合は触媒に3秒程度、火を付ければ暖かくなりますが

i-HOTの場合は「触媒が燃えてもいいや・・・」と思えるくらい火をつけなければなりません

両方を購入して比べてみれば一目瞭然です。

火を長く触媒につけるので触媒の劣化がその分早くなってしまいます。

欠点③

柵
ベンジンをいれる脱脂綿の交換ができない 何年も使用しているとベンジンを入れる脱脂綿の部分が

劣化して交換しなければならないのですが容器の穴の部分が柵状になっているため脱脂綿の交換ができません

元々の値段が1000円程度なので使い捨て前提なのかもしれません

またハクキンカイロの場合は脱脂綿を3分割して容器の中に入っているのでベンジンの吸い込みが比較的スムーズにいくのですが

i-HOTの場合はどのように入っているのかわかりません?

火口に火がつかない場合は上下に激しく振るように説明書に記入されているのでもしかして

投入したベンジンが均一に容器の中に収まりづらいのかもしれません

類似品とハクキンカイロを比較してみると温度、持続時間には差はないのですが

火の付きやすさ、ベンジンの投入しやすさなど細かい点で大きな差がでます。

私も安さに惹かれて類似品を購入してしまいましたが

類似品(i-HOT)の周りから溢れたベンジンで部屋中が臭くなり、結局、ハクキンカイロを買い直しました。

ハクキンカイロの使用方法

ここではハクキンカイロの使用方法を記載します。

①ハクキンカイロの蓋を外して火口を取り外します。
100
800
②ベンジンの投入器にベンジンを注ぎ90℃回転させてベンジンを脱脂綿に染み込ませます。
201
③本体を逆さにしてベンジンが垂れて来ないか確認します。
401
④火口を取り付けてライターの火を3秒くらいつけます
501
⑤カイロベルトなどに入れて身体に密着させます。
600
注 カイロベルトなどを利用して身体に密着させることにより身体の保温状態が上昇します。

腰や腹部などを暖めると血管が暖められるので体全体の体温が上昇します。

まとめ

手軽で人気の使い捨てカイロも各社から多種多様でていますが、いかせん屋外で使用するには力不足な点がハッキリします。

冷えのぼせ、冷え性の人の場合は体温が冷えやすい傾向があります。

屋外で仕事、活動をする人の場合はどうしても暖を取りづらい環境になりがちです。

ハクキンカイロは最初に使用するまでの手順が多少面倒な点がありますが

慣れてしまえば5分もかからずに保温が完了します。

屋外で寒さに耐えられない女性に是非使って貰いたい製品ですね